外来
外科
外科とは
手術的な方法によって、病気やケガなどを治療します。当院ではおもに、消化器といわれるところ(食道~肛門)の診察を得意としています。
スタッフ
院長 :石山 純司 (消化器外科)
尹 大成 (一般外科)
手術について
そけいヘルニアは当院にご相談ください
そけいヘルニアとは?
足の付け根のあたり(そけい部)が腫れてくる病気です。加齢により、そけい部の筋肉が弱くなってくると、おなかの内臓(小腸・大腸・大網など)がそけい部から飛び出でしまうことがあります。とくに、小腸が出てしまうことが多く、一般には「脱腸(だっちょう)」とも言われています。高齢の男性に多い病気ですが、女性や小児にも見られることがあります。
放っておくとどうなるの?
だんだん腫れが大きくなってきます。通常は立った状態でおなかに力を入れると腫れが大きくなり、横になったり手で押し戻したりすると引っ込みます。
しかし、腸が飛び出したまま押しても戻らなくなってしまう嵌頓(かんとん)と呼ばれる状態になると、腸が首を絞められたような状態となり、腹痛や腹満、吐き気などの症状が現れます。
さらに飛び出した腸が腐ってしまうと、命に関わる危険があります。通常、ヘルニア嵌頓と呼ばれる状態になると緊急手術が必要です。緊急手術には、長期間の入院や多額の医療費が必要となる場合があります。
治療の方法は?
ヘルニア嵌頓を予防するために、あらかじめ治療を受けましょう。そけいヘルニアは自然には治りません。また、お薬でも治りません。手術が唯一の治療法です。最近のそけいヘルニア手術では、メッシュと呼ばれる人工膜で ヘルニアの穴を塞ぎます。
手術の方法は大きく分けて2通りあります。
そけい部切開法
そけい部を切ります
腹腔鏡法
おへそからカメラ(腹腔鏡)を入れます
※どちらの方法を行うかは、ヘルニアのタイプ・数・手術既往・全身状態などをみて検討させていただきます
入院から退院まで、通常5日前後です。手術翌日から、お食事が食べられます。当院では、そけいヘルニアに関してベテランの医師が手術を行います。
そけい部の腫れが気になっている方、まずは外科をご受診ください。
医師紹介
石山 純司 医師
体の負担の少ない、安全で苦痛の少ない検査、手術治療を目指します。消化器(胃・腸・肝臓・胆のう・膵臓 等)によるお腹の症状、一般を治療します。
対象疾患
- 胆石
- 胃癌
- 大腸癌
- 膵臓・肝臓癌
- 痔疾患
- ヘルニア 等
取得資格
日本外科学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
尹 大成 医師
胃や大腸の疾患を中心に診断・治療いたします。
対象疾患
- 胃痛
- 腹痛
- 簡単な外傷処置
- 内視鏡検査
- 慢性胃炎
- 大腸ポリープ
- 内痔核 等